FAQ
山陽化工について
性質の異なる樹脂や添加剤を混ぜて、新たな機能を持つプラスチックを作ることです。
色、難燃性、耐候性、帯電性、衝撃性改良、耐熱性、耐薬品性、抗菌効果などです。
メタリッ求について
はい、さまざまな樹脂で対応可能です。
限りなくウェルドが出にくい着色技術とメタリックの配向を制御する成形技術がコラボしました。
塗装工程を省くことでVOCやCO2を削減できます。
また塗装品はリサイクルできず産業廃棄物となってしまいますが、着色品はリサイクルできます。
よって、プラスチックごみとして廃棄できます。
当然部品性能が優先され、使われる材料(材料性能必要)にも因りますが、透明材は出し易く、耐候性要求等を求められる材料には限界があります。透明材は、キラキラ粉が少なくても色出し、輝度出しが可能になります。
オパライトについて
オパライトは山陽化工が提案する特殊パターンの樹脂の総称名です。
真珠光沢のSP 、流れ模様のMP 、点在模様のKP、つや消しパターンのOPが有ります。
AS樹脂やPC樹脂をベースにした方が、より真珠光沢のパターンが綺麗に出ます。
まず ご希望の色、パターンを指定して頂き 調色ならびにサンプル作りから始めます。
販売ルートは直でも結構ですが、もし現在樹脂をご購入しておられる様でしたら、その商社ルートの方が望ましいと考えます。
オパライトSPは2種類以上の樹脂の混合にて、真珠光沢 貝殻の内のようなパターンを特色と致します。
その為 余り薄肉の成型品や 植毛するような成型品ですと 強度は持ちません。
どんな物性をご希望されるかによりますが 樹脂強度等の物性は保証できません。
スタンダード8について
(26倍)樹脂25kgに対し、MB1kgを使用してもらうことを推奨しています。
11倍・16倍・21倍・31倍・41倍・51倍を展示しています。
可能です。但しお客様自身で試して頂く必要があります。
基本的には、対応商社を確認させていただき販売いたします。
1kg~販売可能です。
あります。200gサンプルです。
コンパウンドプロセス、コンパウンドテクノロジーについて
原料+添加剤を、混合⇒加熱⇒溶融⇒混練⇒冷却⇒造粒のプロセスを経てペレット化する工程です。
それぞれの工程で、最適な条件を設定して山陽化工はコンパウンドをしています。
プラスチックの高機能化 :金属代替、高放熱、耐熱性、強度アップ、成型収縮性改善などです。
原料、添加剤を別々に供給できます。混合機による一括混合の過程を省略できます。
⇒形状が異なる原料や添加剤を、別々の供給機で定量的に供給して、製品の均一化ができます。
単純に言えば、押出機のシリンダー内のスクリューが一軸か2軸かということです。
2軸式は対象物の搬送能力が高く、スクリュータイプのエレメントとニーディングディスクと呼ばれる駒エレメントの組み合わせで送りと混練を繰り返して練っていく。
単軸機は、スクリューの溝の深さが徐々に浅くなっていく過程で樹脂を圧縮して溶融し、その後ろの特殊加工した混練ゾーンを通過しながら練っていく。
スクリューエレメントの直径の一番太い部分(長径)と一番細い部分(短径)の比を表し、数値が大きくなればなるほど、深溝であることを表します。深溝スクリューの場合、スクリュー軸にかかるトルクが大きくなります。
そのため2軸押出機は、浅溝・低速(低回転)・低トルクから、深溝・高速(高回転)・高トルク仕様へ時代とともに進化しています。
カスタマイズカラーリングについて
プラスチックにお客様のご希望の色を着色すること。着色することで、成型加工後の塗装工程を省くことが出来ます。
石油から作られる染料や有機顔料、鉱物から作られる無機顔料があります。
鮮やかな色彩のものは染料や有機顔料を使うことが多いです。 (樹脂によっては使用が限られる)
耐熱性や耐候性が必要な用途では無機顔料を使用します。
環境負荷物質対応、ポリ衛協(ポリオレフィン等衛生協議会)に登録された着色剤を使用しています。
目視及び測色計による数値管理により色相管理、再現性管理を行っています。
クリーンルームについて
クラス10000です。多くの粉体原料や添加剤を使用するコンパウンド工場においてはレベルの高い数値であると考えております。この場所で光学用途などに使用するプラスチックの生産を行っています。